経緯・背景
我が家の寝室は大人用ベッドの横にすのこを置いて娘はそこで寝るような配置になっています。
これはすのこの位置に以前はベビーベッドを置いていた名残で、使っているすのこもベビーベッドから外したものです。
さらにここ一年で妻が在宅勤務をする日も出てきたため、すのこの枕元に折り畳みテーブルを置いて作業スペースとしています。
そんなこんなで過ごしていく中でいくつか課題が出てきました。
- すのこより大きくなった娘
- 夜中に寂しくなってベッドに登ってくる
- 掃除機がけが面倒
ベッドを買い換えることも考えましたが、高さやサイズ等の希望を全て満たすものが見つからなさそうなこと、普通のベッドだと妻の作業スペースが確保できなくなることから、自作することにしました。
要件を考える
さてじゃあどんなものを作ろう?ということで、自分なりの要件(要求)を出していきます。
- ベッドの高さが大人用とおおよそ同じ
- 隣で寝られる、という状態を作ることが必須なので
- 子供でも登れる、登りやすい
- それなりの高さになってしまって登るのに難儀しているようなので、改善したいところ
- 落下防止の対策が講じてある
- かなりアクロバティックな寝相なので、怪我の心配がないよう工夫は必要
- ベッド下の掃除機がけが容易
- 寝室はそこそこ毛ぼこりがたまりがちなので、掃除が行き届かないスペースができることは避けたい
- 妻の作業スペースをなくさない、もしくは兼ねる
- 私がリビングと隣接した部屋で在宅勤務しており、お互いオンライン会議をすることが多いため寝室内で作業できる必要があります
- (できれば)無駄スペースなく、収納などに有効活用できる
- 現状、妻の作業スペース周りに収納がなく物がしまえないので改善できると理想的。
ということで色々と考えて図面を作りました。
そこまで厳密である必要もないので、無料かつ手軽に使えるDraw.ioを利用しました。(GoogleDrive上で扱えます)
自分だけが分かればいいと思って書いているので、これだけ見ても何が何やらという感じではありますが。
ひとまず、おおよその構成がまとまったことで何が必要かを考えられるようになりました。
必要な資源を洗い出す
初DIYなので、資材だけではなく道具の準備も必要になります。
資材は今後作る工程ごとで使うものを書いていくので、今回は道具と大まかな木材に限定して書いていきます。
木材
ホームセンターで 1×4、2×4、板材(パイン集成材)を購入しました。カット数ごとの課金になりますが、購入時のサービスとして指定寸法でカットしてもらえたため、お願いしました。
私は以下2つのホームセンターを利用しましたがどちらも長物を買うと軽トラ無料レンタルできるので、必要資材の長さに応じて使い分けるとよいと思います。
DCMホーマックでは1×4、2×4の長さが8feet(2438)、12feet(3657)の取り扱いがあります。(ケイヨーデイツーは6feetのみ)
天井高が高い部屋でラブリコを使う場合などは6feetでは足りないケースもあるので、その場合はホーマックに行くことになります。
道具
道具は近くに住む同僚が貸してくれたり、地元の友人が着払いでインパクトドライバーをくれたりしたおかげでかなり出費を抑えることができました。
それも含めて使った道具を紹介していきます。
マルチツールはコチラ。切断は手がびりっびりに痺れたのでそこまで使うことはなかったですがサンドがけにはかなり重宝しました。
ボッシュ(BOSCH) 10.8V コードレスマルチツール(カットソー) (2.0Ahバッテリー1個・充電器・キャリングケース付) MLT1108
- メディア: Tools & Hardware
ニスはこちら。着色も合わせてできるものを選びました。300mlを選んだけど買い足したので0.7Lでもよかったかもしれません。 合わせて刷毛も適当に選んで買っています。
和信ペイント 水性ウレタンニス 屋内木部用 高品質・高耐久・食品衛生法適合 オールナット 300ml
- メディア: Tools & Hardware
アサヒペン ペイント刷毛 お得用多用途用ハケ3本セット OT-3P
- メディア: Tools & Hardware
あとは木材の面取りを粗目のサンドでやると大変かなということで鉋と面取り用の定規も購入しました。
が、鉋がけってなかなか難しいんですね。粉塵と戦う覚悟があるならサンドだけで済ませてもよかったかもしれません。
他はホームセンターで買ったり借りた工具箱に入ってたものを使わせてもらったりしましたが、以下が使ったものリストです。
- ノコギリ
- スケール(メジャー)
- 皿タッピング木ネジ
- 差し金
- F型クランプ(万力)
- 作業ゴーグル
粉塵がかなり出るので、ゴーグルとマスクはあった方が良かったです。 初期はマスクのみ装着でしていたんですが、ふと風が吹いたときに目に入って辛い思いをしました。
事前準備としては以上です。次回からは実際に手を動かして製造していく段階を書いていきます。