ぷりまると娘と犬と猫と猫との日常

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2023年4月の入学に向けたラン活を1年以上前に終えた

小学校入学前の子供がいる家庭が必ず通る道、ランドセル活動略してラン活。

特にこだわりがなければ直前や秋頃の購入でも全然間に合うし、お盆あたりがピーク。
特に人気のメーカー、モデルの場合は前年2, 3月頃から予約を開始していてそれに合わせて動くケースもあるそうで。

我が家は特に強いこだわりがあったわけではないですが - いざ動き始めたときにほしい物が選べないことは避けたい - そのうちやらないといけないことならさっさと終わらせたい ということで3月上旬頃から下調べを始めました。

ランドセル選びの基準を調べる

さて、じゃあ選ぼうか。といっても何をどう比較すればいいのかわからないため、まずはいんたーねっつで調べるところから。

現代のランドセル、各社工夫多すぎる。
形でいうと学習院型/キューブ型、革のランク、軽さ、サイズ、背負いやすさ(肩ベルト、背あて)、安全性能、使い勝手、色、などなど…。

最終的に検討する対象として比較する点は以下にしました。

観点 内容
修理保証 故意の破損が修理保証に含まれる。
長期修理時の対応 代替品の無償貸出サービスがあるか。
サイズ A4フラットファイルが入るか。
姿勢補助 肩ベルトや背あてに姿勢をよくする工夫がどの程度されているか
使い勝手 開口部にマチがあるか。防犯ブザー用金具の位置などの工夫の程度。
手持ち Dカンとは別で手持ちするベルトがあるか

重さに関しては、PDF化したり持ち運びの工夫だったりでどうにかなるかな?と考えているのと
素材や色に関してはだいたい各社がある程度共通していると思ったのでメーカー選定の対象からは外しました。

半かぶせタイプ等もあるようですが、低学年がつける黄色いアレとかでいらぬ苦労したくない等もあり初期から外しました。

インターネット上である程度比較することもできはしますが、この段階で各社の資料請求をしてもいいかもしれないです。

実際に資料請求したメーカーを参考までに挙げておきます。

  • 鞄工房山本
  • 池田屋
  • 土屋鞄
  • 黒川鞄
  • フジタ
  • フィットちゃん

収納量に関しては各社の差は誤差だと思っているので、外付けで解決すればよいかなと。

ランドセル選びで親と子が決める範囲を決めて合意する

これを予め子供と話して合意しておくことはとても大切だと思っています。
全てを親が決めるものでもないものの、全メーカーから子供が選ぶというのも現実問題難しいです。

我が家ではメーカーまでは親が決める。その中のモデルと色は子が決める。
メーカーはそれぞれのお店の特徴や性能の違いを選ぶので子供には難しいので、決めさせてほしい。ということを子に伝えて決めました。

モデル・メーカーは子が決める。とはしたものの、やっぱり口は出したくなってしまってかなり誘導したような気もしますが、それはまた後述。

検討した結果から決めていく

メーカー

最初に書くと、鞄工房山本にしました。

www.kabankobo.com

手持ちのみ有償オプションではあったものの、他の比較観点それぞれをクリア。
特に、外側の開口部にマチがあってよく開くようにしてある工夫などが気に入りました。

子供の頃の記憶で、あの部分の収納って革が固くてすごい物が出し入れしづらかったんだよなぁ…。

モデルと色

この段階で子供にはカタログを見せて選んでもらいました。
その時の気分で意見がコロコロ変わるので、何度かタイミングを分けて一緒に見ながら選んだ結果下の2つにまで絞れました。

  1. 可愛らしい装飾の有るモデル。水色。 www.kabankobo.com
  2. クラシックでシンプルなモデル。キャメル色。名入れができる。

好みの色は数年で変わってきたのを見てきたので、水色は大丈夫なんか…などと思いつつ、この段階では決めきらず
じゃああとはお店に行って実物見てこの2つから選ぼうか。見てみたら他にも気に入る物があるかもしれないしね。ということでカタログに○をつけて終えました。

店舗に見に行く

これはメーカー毎の店舗の位置と居住地によっては特定催事場に出店するタイミング待ちが必要になることもあると思います。
幸い、都内在住で鞄工房山本は銀座の店舗があったので休日にサクっと行ける距離。

ただ、このご時世なので事前予約が必要だったため予約を済ませてお店に伺います。
当日の同時間帯に6家庭程度の入場で、店内もぎゅうぎゅうになることもなく接客も充分に受けられて満足でした。

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そして実物を見て背負ってみる娘氏、なかなか踏ん切りがつかず迷ったり、これ!と言った後に二転三転したりものしたものの
結果的に入場から15分程度で決まりました。

最終的に選んだのはクラシックなモデルのキャメル

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実は、少し前に幼稚園の同級生ママと帰り道にランドセルの話をしているときにこんなやりとりが。
「この前、新一年生らしき女の子がキャメルのランドセル背負ってるのを見かけたけど、お姉さんって感じですごく素敵だった~」
これを聞いた段階では特にラン活してなかったので気に留めてなかったんですが。

親としては6年生でも色の好みが変わっても大丈夫そうなキャメルを(あと、私個人の好み)推していたので
"あくまで決めるのは娘"という範囲の中でこのやり取りを引っ張り出してひたすら刷り込みました。

「(同級生)のママ、前にこんなこと話してたよねー。」
「確かにお姉さんみたいだし○○(娘)が背負ったら素敵そうだなーとパパは思うよ。」
「素敵だなーと思うけど、最後に選んで決めるのは○○(娘)だからね。パパとママがこれにしなさいとは言わないよ。」

激チョロ気質の娘氏はこの誘導に案の定のっかってくれ、本人の判断で最終的にキャメルにしました。(大声)

ということでその場で購入手続を行い3月某日、圧倒的スピード感でラン活を終えました!
これから環境が変わることで考えたり買ったりするものが多々出てくると思うので、その中で大きなものを早期に終えられた安堵感がすごい。

余談

帰りにちょっと買い物をしたくて有楽町のビックカメラに寄ったところ、ビックカメラにもランドセルがありました。
その場でお持ち帰り系で、一番安いもので7,500円ほど。ランドセル業界、ピンキリの幅が広すぎるんよ…。

余談2

ランドセル激重問題はやはり現代でもあるようで、キャリーケースがあるんだしそういうやつで解決すればいいじゃん。と思ったら画期的なソリューションがありました。

the-labo.com

小学生が実際に自分の困っていることをベースに課題解決のために作ったんだとか。素敵やん。
すぐ買うわけじゃないですが、様子見て欲しがりそうならこういうのを導入すればいいかなと思ってます。知恵と工夫と金で解決するんや。

最後に

周りのご家庭の状況聞いてる限りでも、前年3月に終了はおそらく相当早い部類なんだとは思います。
コスパを求めるならお盆頃に旧モデルのアウトレットセールをやったりもするそうなので、それを狙うっていうのもアリなのかなと。

それにしても、昔は男は黒・女は赤。それ以外は異端。みたいな世界だったように記憶していますが
これだけ多種多様なランドセルがある世の中になったんだなぁ、と自分の子供の頃と現代で時代は違うんだ。と強く実感しました。

今の願いはただ一つ、これだけです。

実物が届くまで、入学するまでに急に心変わりしませんように。

f:id:purimarusan:20220404014649j:plain ※帰り道に寄った日比谷公園で、池の中を歩く亀を応援する娘氏