ぷりまると娘と犬と猫と猫との日常

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ぎっくり腰になったときにどうするか、経験者が振り返ってみる

つい最近、健康保険組合から診療内容の確認の手紙が届いて思い出したんですが昨年の秋頃に生まれて初めてのぎっくり腰を経験しました。
知ってます?ぎっくり腰。何度か同僚が苦しんでる姿を見て「そんな大げさな…」とか内心思っていたんですが、実際に自分がなると間違いだったと気付かされました。

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ということでぎっくり腰に関して以下の点をそれぞれ書いていきます。

  • どういうタイミングでなったか
  • 痛みはどの程度なのか
  • 早期快復に向けてしたこと、すべきこと
  • どれぐらいで良くなったか

どういうタイミングでなったか

まず前置きとして、我が家では猫のトイレにシステムトイレを使っています。こういうやつ。

老猫がたまにゆるめのうんちをするので、シリカゲルを交換するタイミングで定期的にお風呂で水洗いしています。
いつものように猫トイレを取り替えて洗っていた、そんな土曜日の午前中のことでした。

お風呂場で屈んだ体勢で洗っていると、腰のあたりにピリっと違和感が走りました。気のせいかな?と思いつつ立ち上がり何事もなく部屋に戻ろうと歩いていたところ

突然の激痛により膝から崩れ落ちました。

これは、もしやぎっくり腰ってやつなのでは?

いやでもまだアラサーなんですけど。この歳でぎっくり腰とか信じたくない。

色々な思いが頭をよぎったものの、そこからは痛みと脂汗で何も手につかない状態です。

痛みはどの程度なのか

これ、海外だと"魔女の一撃"と呼ばれてるんですね。おぢさん知らなかったヨ!

まずどうしたら痛いか、痛くないかで言うと何しても痛いです。立ってても座っても横になっててもです。
咳払いとかくしゃみとかしようもんなら、あまりの痛みに声が出ます。ぎっくり腰というものを知らない当時3歳だった娘ですら、苦悶の表情と悶える姿にこれはただ事ではないと察して心配してくれました。

マツコ・デラックスがぎっくり腰になった話を最近テレビで見ましたが、強く共感しちゃいましたね。私はトイレ間に合って漏らしてないですけど。

ただ、トイレでズボンとかパンツ下ろすのも終わって上げるのも一苦労なんです。
グアッ!ヒギィ!等と声を出しながら、必死に手を伸ばして腰を曲げずに済むようにパンツに手をひっかけて上げてました。女騎士かよ。くっ…殺せ…!

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もうやめて!とっくに私のライフはゼロよ!

ちなみに、ロキソニンテープや鎮痛剤で和らげようとも試みましたが私の場合まったくといっていいほど効果ありませんでした。

早期快復に向けてしたこと、すべきこと

鍼灸。鍼がいいというのが自分の中の結論です。発症当日は到底動ける状態ではないんですが、なんとかタクシー使うなりで鍼灸院に行きましょう。
私の場合、翌日にどうにかして家族付添のもと公共交通機関を使いましたが、よくよく調べてみるとこういったケースだとタクシーでも交通費として医療費控除対象に計上できるそうです。

(1) 医師等による診療等を受けるための通院費、医師等の送迎費、入院の際の部屋代や食事代の費用、コルセットなどの医療用器具等の購入代やその賃借料で通常必要なもの
(注1) 電車やバスなどの公共交通機関が利用できない場合を除き、タクシー代は控除の対象には含まれません。

引用元 : No.1122 医療費控除の対象となる医療費|国税庁

基本的にはタクシーNGなんですが、ぎっくり腰のように症状次第で公共交通機関を使うことが難しいケースでは適用できるそうです。

話を戻すと、鍼すごい。どうせ胡散臭い東洋医学でしょとか思ってた、ごめんなさい。

鍼を患部である腰だけでなく、そこと繋がっている膝や首などにも打ってもらった結果、ピーク時の痛みをLv10とするとLv5前後ぐらいまでマシになりました。
私が行ったのはこちらの鍼灸院。サイト見て予約した後も正直なところ半信半疑でしたけど。よく知らないけど権威っぽい人が絶賛してるサービスってなんかうさんくさく見えちゃうんですよね。いんたーねっとに毒されてるので。

trigger-therapy.com

ちなみに鍼治療自体は保険適用外です。なのでそこそこいいお値段します。
合わせて低周波?電気?治療もやってもらったので、そこに関してのみ保険適用です。

冒頭に書いた保険組合のお手紙は、鍼灸院とか整骨院って保険適用外なケースでも強引に健康保険使うケースがあるのか、通院理由と治療内容・保険適用範囲などを述べよってことでした。

さすがに一回で完治はしなかったので、週1程度の頻度で通院して徐々に快復していきました。

どれぐらいで良くなったか

毎週通院して、通うのをやめるまでおよそ1ヵ月・計4回の通院でおおよそ平常時まで快復しました。

とは言ったものの、2回通って半月ほど経過した頃には痛みもかなり良くなっていて、立位体前屈で地面に手をつくぐらいに曲げたらちょっと痛いなという程度でした。
若干の痛みがある状態ではまだ再発に怯えていましたが。

鍼に対してセカンドオピニオンを聞いてみた

普段から不定期で通っている整体院の先生に、しばらくして落ち着いた後に事の顛末を話してみて、鍼よかったけど整体来てたらどうだったかを聞いてみました。

先生曰く

  • その整体院に行っても完治までの期間を短縮できるよう施術はできるかもしれないけど、痛みを取る・和らげることは難しい。
  • 整体の施術の痛みの緩和はせいぜいLv10が9~9.5になる程度で、鍼ほどの効果は見込めないと思う。
  • それぞれの治療方法で一長一短なので症状に応じて使い分けるのが良い。ぎっくり腰ですぐにでも痛みを取りたいなら鍼はいい。

ということでした。よかった。

その話のついでに、発症時間帯はもしかして午前中じゃない?と聞かれてズバリだったのでもう少し話を聞いてみると
(起床時間によるものの)起きてから数時間は筋肉と脳の状態が完全一致してなく、平常時はセーブされている範囲まで稼働させてしまって傷めることがあるんだとか。

なので、ちょっと怪しい気配を感じたら負担のかかる動作は午後に回すなどするといいよということでした。

最後に

アラサーというかサーなんですけど、まさか自分がぎっくり腰になるだなんて思いもしませんでした。
いい経験になった、とかそういうのは全くないです。二度と経験したくない。

色々書きましたが、本記事の内容は個人の感想です。治療効果や感じ方には個人差があり、それらを保証するものではありませんのでご了承ください。