ぷりまると娘と犬と猫と猫との日常

DIYとか仕事とか育児とか動物とか雑多に

生年月日の入力にカレンダー形式はやめてくれ、たのむ

やれDXだ、やれデジタル化だ。今の世の中ITですよ。あいてー。

インターネット上の色んなサービスに登録するときについて回る個人情報の入力。
その中でも入力回数上位に入るであろう生年月日の入力にまつわるお気持ちを書き連ねていこうと思います。

なお、ここでは基本的にスマホでの操作を主に想定して書いています。PCでも根本的には同じなんですけどね。


はじめに

タイトル通り。カレンダー形式は本当におれのストレスがマッハなんだが?となるのでやめてくれ、たのむ。
もし、自社で使ってるところがあれば今すぐに変えることを検討してほしい。

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前月送りの操作をとてつもない回数したくないんだが…となってる人は"カレンダーの解決策も置いておく。"の項目だけ読めば解決すると思います。

なぜ、カレンダー形式での入力が適切ではないと感じるか

カレンダー形式の入力の場合、最短でもおおよそこんな手順を踏むことになると思う。

  1. 初期表示画面から年の選択画面を開く
  2. 生まれ年を選択する
  3. 月の選択画面を開く(年選択からそのまま選べるケースもあるかも)
  4. 生まれ月を選択する
  5. 生まれた日を選択する

当初、いきり立って見出しを"タップ数・クリック数がやたら多い!"って書いたんですけど書いてみるとそうでもありませんでした。

それはさておき、カレンダーって基本的に現在と近い時期の曜日や催事・予定を確認する用途で使うことが多いと思っています。
つまり、曜日・催事・予定の情報をインプットするために使うことがほとんど。
見る範囲の移動も前月や翌月に移動することはあっても年から指定することなんてあまりないです。機能的にできても、利用頻度・認知度が低いって話。

一方、今回はと言うと。フォームに入力するためだけにカレンダーを見てる。
曜日とかその日が祝祭日かどうかなんてどうでもよくて、その頃の予定なんて知る由もなくて、カレンダーから得られる情報として何も必要ではないわけ。

なんなら、視覚的に誕生年月日を見つけて・選ぶっていうことに考える労力がかかる。無駄に。
申請やら登録やらで出す生年月日なんてただの数字の羅列なので、不必要に情報をインプットしてほしくないんです。

入力形式ごとの個人的な評価

カレンダー形式も含めてこれまで見かけたものを★5を最高点として評価してみる。

カレンダー

  • 評価 : 星なし。1もつかない。
  • コメント : "自分の生年月日"って名前の次ぐらいによく使う情報には合ってない。

年月日ごとのドロップダウンリスト(ドラムロール形式も含む)

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  • 評価 : ★★
  • コメント :
    • まぁ、よく見る。内部仕様的にも無茶苦茶なこと入力されたくない気持ちもわかる。
    • 入力のしやすさ、で言うと地味にスワイプとかスクロールで調節が面倒なのであまりよくない。

一つのテキストボックス

  • 評価 : ★★★★
  • コメント : 質実剛健。ただしサイト運営者的にはちょっと面倒なんだろうとは思う。が、利用者としては一番ラク

年月日ごとのテキストボックス

  • 評価 : ★★★
  • コメント : PCだとTab押して年→月→日と切替が楽ちんだけど、スマホだと入力先を選ぶのが若干面倒。

ぼくが考える最適解

年月日ごとのテキストボックス、規定文字数(年なら4, 月日なら2)の入力で次のテキストボックスにカーソル移動。

脳死で数字を入力するだけで終わる。はい最高。これが★★★★★です。

カレンダーの解決策も置いておく。

身近なサービスで探したところ、Twitterがまさに絶好のサンプルになりました。
ブラウザ版のアカウント作成時はカレンダー、Androidアプリ版はドラムロール。

ここは文字量稼いでも仕方ないので一言で。以下画像の赤い部分(年表示)をタップすれば年選択できます。終わり。
月表示の文字部分を押せば月一覧も出るはず。たぶん。

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最後に

タップ数・クリック数が少なければ少ない方が正義って思ってて、それもまた一つの指標ではあるんだけど
考える・判断させる量をいかに増やさないか。って観点も仕様・画面設計では重要なんだなとおもいました。

操作回数で言うと、テキストボックスとドラムロールは最低操作回数が同じで、なんならカレンダーは最短ルートでいけば一番少ない。
それでも情報の性質、普段の使い方に違和感があって、"考えること"が増えると多少の操作回数が減る以上にストレスを感じる。という話でした。

あまりの感情の高ぶりに語気が強くなる部分もありましたのでお口直しにかわいいネチコヤンのカレンダーを添えておきます。カワイイ。ご購入あれ。

さらば、風呂あがりに汗をかく不快感

今年もやってきました。この季節が。
降雨が続いてジメジメとし始めました。気温も上がってきてじんわりと汗ばむ日も。

お風呂上がりって脱衣所がお風呂の熱気・湿度でこもるんですよね。
そんでもって、髪の毛を乾かしたり色々してるとせっかく汗を流したのにじんわりと汗をかいちゃうんですよね。

本格的に夏を迎える前に、我が家ではこれを解消する画期的なソリューションを導入しました(キリッ

今回はそれの話を書いていきます。

はじめに、結論

これを買った。オレ、涼シイ。

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ドウシシャさんのサーキュライト。色によって価格が違って、購入時点では白が最安値でした。
価格差がそれなりにあるので強いこだわりがない限りは白でいいんじゃないかなと。

そして、また昼光色を買ってしまった。電球色がよかったのに完全に失念していました。

使ってみてのレビュー

よかったところ

  • 想像以上に涼しい
    • そこまで大きくないので、正直そこまで涼しくないのでは…天井だし…。と思っていました。
    • が、実際には子供の身長でも涼しさを感じるほどの風量があり、期待以上でした。
  • 照明・送風が独立して動作させられる
    • 送風が不要なときは照明だけでも動作可能です。当たり前と言えばそうですが必要機能として充足しています。
  • ポン付けできる -E26ソケットに付けるだけです。取り付けは一瞬!

ちょっと気になるところ

  • 調光の調節が2段階しかできない。
    • LEDなのでもう少し細かく調整もできるといいなと思いますが、強/弱の2段階のみです。
    • 弱もそこまで明るさが抑えられるわけではないので微妙にかゆいところに手が届かない感じ。
  • けっこう、うるさい。
    • 送風を強度MAXにすると、なかなか音は大きいです。
    • ただ、だいたいはドライヤー等使ってたりするのでそこまで気にするほどではないですが、それなりに音はするということだけは認識しておいた方がよいです。
  • 高さがなかなかある。
    • ソケットからの全長が大きく、天井から少しはみ出る形になります。
    • 結果、我が家では脱衣所と廊下間のドアを開けるとつっかえてしまいました。
    • ただ、可動式なのでつっかえても動いてドアの開け締めは可能です。

総評

脱衣所の場所も取らずこのお値段で不快感を解消できるのでコスパ○だと感じています。

LEDの色は十分気をつけて買いましょう。私は何度やっても学習できていませんが。
慣れれば気にならなくなるのでそれまでは我慢します。

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これから本格的な夏を迎える前に、ぜひお試しあれ~~~

ベビーベッドのすのこが余ったのでリメイクDIYで棚にした

今年に入って色々やっていたDIY活動が、先日一通りやりきりました。ベランダが寒い頃から始めて、暑い時期になるまでに終えられてよかった…。

ということで、活動記録として今回は書いていきます。着色があるのは例によって以下の水性ニスの効果です。

前置き

以前DIYで子ども用ベッドが完成して、それまではすのこを2枚敷きしていたため1枚余った状態が続いていました。

purimarusan.hatenablog.jp

リビングに隣接する部屋に猫のシステムトイレを2台置いていて、その上部が無駄スペースだなと感じていました。
ふと思い立って採寸したところだいたいぴったりじゃん…ということで、すのこを棚板にした棚製作が始まるのであった。

なかなか大掛かりかつ実用前の状態でしまっておく場所もないため、実用投入しつつ反復的に追加していく流れで完成に向けて進めていきます。
イテレーティブな実装…小さくインクリメントして製品価値を増やしていく…これがおれのアジャイルDIYだ!

Feature.1 とりあえず1段だけの棚

材料は天井高に合わせた2×4材を4本とラブリコです。ただの棚受金具をこれまで使ってましたが、なんとなくラブリコの棚受も使ってみました。

一段だけだと安定感に欠け、ずらしたり移動しようとすると軋む音がするためこの状態を長く続けるのは微妙です。
とは言え、これでトイレ上部に物を置ける(置いたままでも猫トイレの掃除ができる)状態になりました。

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ちなみに、ここでラブリコの棚受を使ったところ想定外の問題が出ました。

ラブリコの棚受は基本的に2×4を横につける想定のようで、その前提なネジ穴の位置になっています。
一方すのこというのは構造的に外側に枠があってその上に板が並んでいます。
つまり、すのこ側の棚受の接地面は外枠になるのですが、棚受のネジ穴に合わせると隙間を空けないと取り付けられませんでした。

とりあえず初回はこのままとしますが、次回以降で組み直します。

Feature2. 2段目の機能追加

サイズに合ったパイン集成材を追加するのみです。

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これぐらいなら慣れてきたし楽勝だぜ!と思いきや、完成・投入後に問題が発覚します…。

完成した2段目によく猫が乗るようになり、横幅は約900mm。板の厚みは18mm。
その結果、視認できるレベルで棚板が弛んでしまっていました。これはまずい…。

Feature3. リファクタリング(再構築)

ここまでに認識した問題は以下の2つです。

  • 最下段の棚板のすのこと棚受の隙間があいてしまう
  • 2段目の棚板が負荷に耐えきれていない

ということで、一旦組んでいたものをバラして再構築します。

この結果、隙間問題も解決し横幅もピッタリ。2段目の強度も向上して弛むことはなくなりました。

Feature.4 上段の拡充

10kg単位で買っている猫の餌と、こまごまとしたご飯類。それと子供のおもちゃとパズル等を置けるスペースです。

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ここではまとめますが、実際にはパズル・お絵かき玩具を横置きするスペースは最終段階で追加実装しました。
これは1×4を2本横に置いたのみで、間はスカスカになっています。置く物の形状・サイズが事前にわかっていたため、隙間なく板にする必要はないと判断しましたが、その通りでした。

特筆して苦労することもなく、中程の柱は直接棚板に打ち込んでいます。

Feature.5 最上段の実装・そして完成

この時点で収納力は相当に向上しているんですが、まだ天井の梁まで若干の余裕があります。
猫トイレ関連の物を置くスペースとすべく最上段を追加します。

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ここまでで要領は掴んでいるので、ここも特に特筆した苦労などはありません。
強いて言うなら、高所になるため台上での作業がやや不安定だったこと。

完成・そして振り返り

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ということで、手戻りもあったもののおおよそ当初の想定通りで完成させられました。

今回のDIYは反復的かつ小さく少しずつ価値・機能を追加していて、ソフトウェア開発に通ずるところがあるなと勝手に感じていました。

  • 利用可能な状態の製品を作ること
    • 各Feature毎に確実に価値が増していた。これが最高すぎた。
  • 性能要件(重量負荷)の考慮が必要なこと
    • ただし、今回は実際に投入して試してみてからでも十分間に合った
    • バキっと折れる、とかそのレベルの荷重になるなら事前にもっと練らないとまずそう
  • 組み方的にいまいちな点のリファクタリング
    • 価値提供はできてるんだけど、絶妙に想定外な作りになっていることで以下の問題がありました。
      早期に解消できたからよかったものの、終盤だと手出しを諦めていたしこれが"技術的負債"と呼んでいるものに近いのかなと。
      • メンテナンス性が悪い
      • その先の追加時に必要な材料サイズが絶妙に合わない
      • 強度不安が出る
  • 製品利用を止めずに行う機能追加は手間・負担が大きくなること
    • 今回、2段目以降では取り外さず設置状態のまま増設していきました
    • 取り外さないことで、外す/再設置の手間は省けたものの、追加自体の大変さは増えた。

趣味でやってるDIYの中でアジャイルソフトウェア開発の思想の実感を得るとは思いもしませんでした。

最後に

今回の棚製作で空いたスペースは特に用途を想定していませんでしたが、ピアノの習い事が始まり電子ピアノを購入・設置することになったため早速役立ちました。

むしろ、この収納がなかったら置き場所がなくて詰んでたかもしれない…。

DIY活動としては、端材+αで仕上げたもう一品完成させてゴールしたので、それについてはまたの機会に書こうと思います。

YouTube動画の文字起こしを比較してみた話(Google vs Amazon)

どうもこんにちは。内容的に気になる動画があるものの、テキストベースでサクっと読みたい効率厨なぷりまるです。

先日、いま話題のデジタル庁関連で平井大臣をはじめとした方々のお話を聞けるKeynote「GaaS Study #1 ー平井大臣に聞く、デジタル庁が解くべき課題とITエンジニアの役割」があり、YouTubeアーカイブが公開されました。


www.youtube.com

登壇者の松本さん (@y_matsuwitter) 、広木さん(@hiroki_daichi)は仕事している中で会話する機会をいただいたことがありますが、自分と比較すること自体がおこがましいほど桁違いな思考の速さ、深さ、知識範囲、人間力、etc...と、前世でどれだけ徳を積んだらこうなれるんだろうと思っていました。

そこまで言うならアーカイブ動画全編見なさいよ、なんならリアタイ視聴しなさいよ。って話ではあるんですけど、ちゃんと見るんですけど。

テキストベースで聞き漏らしなく見たいな。とふと思って、AWSでなんかそういうサービスあった気がするなーと思ったので、試しに使ってみることにしました。
と、思いきやYouTubeって今は純正で文字起こし機能がついてるんですね。知らなかった。

とは言えやってみることにしたので、GvsAの音声認識の精度比較してみてもいいじゃん。という方向性に変えて試してみた話を書いていきます。

注意事項

  • 本記事内ではセッションの内容自体には言及しません
  • 今回のアーカイブ動画はYouTube規約上、ダウンロードや再利用を了承されたもの(クリエイティブ・コモンズ)ではないため、文字起こしの結果・内容は掲載しません
  • YouTubeから動画,音声ファイルを抽出・ダウンロードはYouTubeの機能として提供されていません。そのため、その方法やツールに関してはここでは触れず推奨することもしません。

我らがGoogle

手順

YouTubeの画面上で以下画像内の"文字起こしを開く"を押すだけ。終わり。

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押すと動画の横に自動生成された文字起こし結果が表示され、進行に沿ってスクロールしていきます。
結果のエクスポート機能は提供されていませんが、ブラウザ上で範囲選択してコピーしてペーすればファイルとして保存することは可能です。

音声認識の精度の所感

まず、話者の判断まではできないようです。
音声→テキストの認識に関しては、これ単体で完全な文字起こしと言うにはまだ厳しいレベルで部分的には全く違う単語として認識されていることもありました。

とはいえ全体的にそこまでめちゃくちゃかというとそうでもなく、部分的に誤認識した箇所は個別で確認・修正できる程度ではあります。
このあたりはサンプリングがこの1本のみなので一概には言えませんが、話者の滑舌やイントネーション・音声のノイズや雑音等にもよって差が出るかもしれません。

"株式会社レクター取締役一般社団法人日本 cto 協会理事" ここまで正確に出せることは感動しました。未来だ。

いつもお世話になってます、Amazon(AWS)

最初に一言添えておくと、AWSの場合は有償です。(無償枠はあるかもだけど)
AWSアカウントが必要になります。

手順

公式ドキュメントがあるのでそれ見てください。

aws.amazon.com

…というのはあんまりなので、ざっくりですが書きます。

大きく以下の3ステップです。

  1. 文字起こししたい動画もしくは音声をファイル形式で出力・保存する
  2. AWSのストレージサービス(Amazon S3)に対象ファイルをアップロードする
  3. 文字起こし(Amazon Transcribe)のジョブを作成、対象ファイルを指定して実行する

ファイル出力・保存は怪しいサイトも多くあるのでご注意ください。
AWSの中の人のブログではyoutube-dlというツールを使ってるようでした。

2はAWSサービス内で完結するため、バケットポリシーや公開設定は基本的にデフォルトの非公開状態のままで問題ありません。

アウトプットと精度の所感

結果はAWSのマネジメントコンソール上でプレビューできるものの、全てを見る場合はjsonファイルとして出力されたものを確認できます。

全てを詳細に確認したわけではないですが、こちらも一通りはおおよそ発言通りではあるものの
YouTubeと比較すると若干精度が低いように感じました。
どちらか一方で発言と異なるテキストの箇所を比較してみて、全体の1/5程度を見渡してみた限りの感覚的な感想ですが。

ただ、こちらは話者の識別がオプションとして設定できます。(Max10名)

このあたりはどんな感じなの?ってところまではまだ確認できていないので、気が向いたら見てみて気が向いたらまた筆を執ります。

2021年05月時点での精度比較の所感

現時点ではGoogle(YouTube)優勢かな、と思います。機械学習ビッグデータの観点ではAWSよりGCP優位と考えている方もいるようなので、そういった優位性が現れているのかもしれない?と思います。

が、このあたりは日進月歩で日々進歩していくため今後も同じかはわかりません。
そもそも現状では人間が修正しないと正確な情報としては使えないですし、今後の進歩・進化を楽しみに待ちます。

余談

音声認識、と言われてはじめに頭に浮かんだのはNintendo64でやったピカチュウのゲームでした。懐かしい。

www.nintendo.co.jp

これを思い出して公式サイトを初めて見たら、そういう時代だったんだな…。と複雑な気持ちになりました。 ピカチュウげんきでちゅう。それではさようなら。

おっさんのぼくが飲酒をやめた理由

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どうもこんにちは。みんなお酒は好きですか?私は大好きです。

緊急事態宣言や蔓延防止措置などで、外で対面して飲酒することが難しい、憚られる世の中になってはや一年以上が経過しました。
巷では路上飲酒なる行為が問題視されていたり、アルコール提供を控えるよう飲食店への要請、それによる関連業界の苦悩などお酒にまつわるニュースも多く目にする今日この頃。

そんな中、私自身はコロナ禍以前と比較して飲酒頻度が大きく減ったものの特にストレスもなく過ごせています。 今回はそのあたりの小話を書いていきます。

お酒は別にやめていませんタイトルは盛りました。

プロフィール・飲酒習慣

  • 年齢=アラサー
  • 好きなお酒はビール、レモンサワー
  • コロナ前は最多週で5,6日の飲み会に参加
  • ひどい二日酔いになるほどには深酒しがち
  • 日常的な晩酌はしない

3回の段階的変化

コロナ前・我肥ゆる

年齢的にそろそろ体の締まり具合にも気を遣わねば、ということで週2のジム通いを始めました。
食事も無理のない程度にたんぱく質を増やし、プロテインサプリメントクエン酸)等も摂取して、目に見える変化にはしゃいでいました。

この頃、トレーニー固有の心境が変化…。

  • 筋トレしたその日にアルコール摂取するとがんばりが無駄になる気がする。
  • アルコールって筋肉の分解を促進するらしい。せっかくがんばった筋肉なのに…。

理論上はそうなのかもしれないけど、なぜかストイックにこんなことを考えた結果、一緒にジムに行った同僚と帰りにご飯に行くときもノンアルコールor飲んでも1杯だけぐらいにしていました。

やはり筋トレは全てを解決してくれるな!

新型コロナウイルス来襲

これは言わずもがな。

弊社では本格化前に在宅勤務が許可されたため、私自身は真っ先に飛びついて在宅勤務していました。
そこに加えて2020年の緊急事態宣言で幼稚園が登園停止になり、しばらくは自宅待機を余儀なくされる状況が続きます。
遊び盛りなお年頃の娘はお友達となかなか会えず寂しい想いをしていたと思います。

こういう状況もあり、登園再開後も万が一自分が罹患したときに子供が辛い想いをすることになる事態を避けるため、外食や飲み会は基本的にしなくなりました。

あれもしたい。これもしたい。もっとしたいもっともっとしたい。

purimarusan.hatenablog.jp

以前書きましたが勉強、娘と遊ぶ、ゲーム、ブログ、DIY、運動とやりたいことが増えてきたので時間を有効に使う必要が出てきました。

お酒を飲むと飲みながらやると能率も落ちることと、深酒すると翌日もろくに動けず可処分時間が大幅に減ってしまうんですよね。

お酒を息抜きとかストレス発散にした場合、実際それで得るものは特に何もなくて、前述のやりたいことを息抜きとすれば健康的かつ生産的なことに気付きました。
飲酒なんて暇だからすることであって、酒飲んでるのに暇がないとか言ってるのってどうなんだろう。と。

こういったことを考えるようになって、これまでの2回より格段に効果が出たと感じています。

ストレスを感じないための工夫

なぜ、どんなときに飲酒したいのか考える

元々うっすらとわかってはいたんですが、私はお酒自体というよりは誰かと飲む場が好きなだけでした。
なので誰かと飲む場がない以上、お酒自体がそこまで必要ないことを自覚しました。

あとは、やりたいこと、やるべきことを一通り終えてお疲れ様的に少し嗜むとか、オンラインなりで同僚と飲むとか。

ちなみに、先日部署のオンライン飲み会は二日酔いのダメージを引きずっていたこともありカルピスと野菜生活で参加してました。 オンラインだと何飲んでも自由感が増すのと、仕事への想いを熱く語って結果業務に繋がる気付きがでたりもしたので、今後もノンアルコール飲み会はたまにやってもいいかもと思いました。

案外悪くない。

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お酒を常備しないようにした

これはすごく重要だと思っていて、冷蔵庫にあるとそこまで強い気持ちじゃなくても飲んじゃうことってあるんですよ。目の前にあるし。

で、去年までは焼酎にレモン浸けて寝かせたレモン酒を炭酸で割って飲んだりしてました。

今は日常的に飲むことがないので基本置いてません。
コーヒーと麦茶と牛乳、あとは炭酸水ぐらい。

たまに気持ちに負けそうで冷蔵庫を開けても何もないのでそこで諦めがつくシステムです。

やってみた影響

深い時間まで深酒するクズだったので、それがなくなってまず生活リズムが以前よりは大幅にマシになりました。
まだ起床時間は世間一般の早起きの水準ではないので、マシと表現します。

ただ、気圧とか季節性とかの回避できない要因を除けば生活リズムも徐々に安定してきていて、活動量も増やせるようになった気がします。

あと、体調悪い日が減った。飲んだ翌日って多少影響は出るんですよね。
それがなくなった。最高。
今日、オレ、ムクンデナイ

今のところはほどよい関係で、場があったりあると捗る場面では躊躇なく飲むので、これぐらいでいいのかなと思ってます。
強いて言うなら、がっつり飲むときのがっつりさをもう少しライトにしたいぐらい。翌日は夕方まで使い物にならなくなるし。

最後に

ここまで私の考えるお酒とのつきあい方を書いていきました。
価値観は人それぞれなのでこれが正解とか正しいって話ではないですが、私にとっては合っていたというお話です。

お酒は毒にも薬にもなると思っているので、適度に使いこなして日々の張りを取り戻してまた日常に戻れるよううまくお付き合いしていきましょう。

最後に、コロナ禍でオンライン飲み会に備えてた我が家の晩酌セットをご紹介します。
コスパは良いはず。部分的にでも興味あればお試しください。

AndroidTV(BRAVIA)のスクリーンセーバーにGoogleフォトを設定した

最近のテレビってOSも積んであって、でか画面タブレットかってぐらい多機能になってるんですね。

元々、一人暮らししてた頃はずっと置いてあった地デジ非対応のブラウン管テレビをチューナー付けて見られるようにする程度でも気にならないぐらいにはテレビを見てなかったんですが(地方で放送局も少なかったし)
引っ越してからはそれなりに見るようになって、現在はこのテレビを使っています。

AndroidTVとしてウェイクワード(OK, Google)を言えばハンズフリーで操作できちゃうんですね。スマホか。
AndroidならGoogle Homeと連携させて色々できるのでは?とふと思って色々触ってみた結果、GoogleHome自体はないのでそこまで多くのことはできなかったものの
Googleフォトのアルバムをスクリーンセーバーにスライドショーで設定することはできました。

このあたりの手順を調べようとしたところ、どうも最新の記事は見つけられず一昔前は有料アプリが必要だったという記事が多く見つかったので
無料でできるよ!ということの発信と、すぐ忘れそうなので備忘録として書いていきます。

使用した機器

ちなみに、Xperia用アルバムアプリが廃止されてしまったためこの機種に変更したタイミングからGoogleフォトを使っています。
人間や動物を認識してアルバム登録を自動でやってくれるのは便利ですね。有料化するけど。

設定手順

スライドショーに設定したいアルバムを用意する

Googleフォトアプリをスマホで起動し、ライブラリからアルバムを作成します。
写真の追加で"人物やペットを選択"を選択すると追加済の写真から候補がピックアップされるので、追加したい人を選べばその人物やペットが写っている写真が全てアルバムに追加されます。楽ちん。

顔認識なので、後ろ姿だったり顔が写っていない写真は別途手動で追加する必要があります。

後述しますがGoogleアシスタントで設定する対象はアルバム単位のためこの作業が必要になります。

GoogleHomeの背景モードを設定する

GoogleHomeアプリをスマホで起動します。ここからは実際の画面も添えて説明していきます。

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アプリ起動直後の画面です。ここから、画面右上のGoogleアカウントのアイコンをタップし
"アシスタントの設定"をタップします。

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画面が進むと設定メニューが複数並んでいるので、下にスクロールして"背景モード"を選択します。

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"背景モードでフォトフレームを表示"のトグルを有効にし、前の手順で作成したGoogleフォトのアルバムを設定します。
Googleアシスタントの設定は、以上で終わりです。

ちなみにAmbient Modeを有効にすると充電中のスマホでもスライドショーが流れます。

テレビでスクリーンセーバーの設定をする

まず、前提としてAndroidTVとこれまで設定したスマホGoogleアカウントが同一である必要があります。

AndroidTVは複数Googleアカウントが追加できるので、別アカウントのみ設定されている場合は自身のアカウントも予め追加しておきましょう。

  1. リモコンの"ホーム"を押して表示される画面右上の歯車アイコン(設定)を選択
  2. バイス設定>GoogleアシスタントでトグルをONにする
  3. バイス設定>スクリーンセーバー>スクリーンセーバーで"背景"を選択する

以上です。設定が正しくできているかの確認は、上の手順3の画面で"今すぐ起動"という項目があるので
それを選択するとすぐにスクリーンセーバーが起動して確認できます。

結果

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無事に設定完了です。我が家では娘のアルバムを設定していますが本人の食いつきは物凄く良いです。

最後に

Googleフォトのアルバムでは動物もきちんと認識して追加されます。
私も我が家の獣たちのアルバムを作っていますが、愛犬や愛猫などのペットの写真を設定しておくと幸せな気持ちになるのでオススメです。

なお、本記事の内容は他の端末(BRAVIA以外のテレビや、iOSスマホ)で行えるかは検証できていません。
AndroidスマホでGooglePlayのアプリをインストールできる端末なら設定手順に差はないと思いますが。

iPhoneでの設定可否や手順は気が向いたら検証してみて追記しようと思います。
お読みいただきありがとうございました。

「プロダクトマネジメント ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける」の読書感想文とちょっとの自分語り

はじめに

ここ最近、自分の観測範囲内で"プロダクトマネジメント"という単語をよく見かけるようになった気がします。

プロジェクトマネージャ(PjM)、プロダクトオーナー(PO)といった職能がこれまであった中で現れた"プロダクトマネージャ"(PdM)とはなんなのか、その謎を解き明かすべく我々調査隊はアマゾンで本を買った。

プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける

プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける

  • 作者:Melissa Perri
  • 発売日: 2020/10/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

総評

すごく、よかったです。

PjM、PO、PdM、もしくは職能としてラベル付けはされていないけど親しい役割を担っている方は読んで損はないですし、そうではないエンジニアやマーケター、管理職の方もフレームワークやテクニック部分はさておき思想の部分を理解することで得られる気付きはあると思います。

特に個人的に刺さったポイント4選

行動規範のGood/Badパターン

これは、私がこの本を手に取るきっかけになったことでもありますが、目次を読むと以下のような章があります。

  • 悪いプロダクトマネージャーの典型
  • 優れたプロダクトマネージャー

悪いプロダクトマネージャーの中の見出しで、こうありました。

プロジェクトマネージャーだった人

現職ではプロジェクトマネージャの役割が多いため「なんやて!」と興味を持ち読んでみると
内容的にはそりゃそうだと納得するもので、うまく釣られた結果になりました。

この章の中ではスクラムフレームワークにおけるプロダクトオーナーと本書で指すプロダクトマネージャとの違いが明確に記載されています。

自分の立ち位置に合った内容がある

こういった本をこれまで読んだ中で時折あったこととして、書籍内のストーリーや登場人物、企業の文化や立ち位置、レイヤーが自分自身とギャップがありすぎて
内容は勉強になるものの、どう活用・適用していくか。行動を変容させていくかに迷ったり
組織として必要なレポートの実現ができなかったりすることがありました。

本書ではPdMのキャリアパスから、ポジション毎の期待値や役割・戦術/運営/戦略のウエイト、チームの設計とアンチパターンと自身が置かれる立場に応じた観点で読むことができました。

"プロダクトのカタ"という抽象なフレームワーク

思想や理想、期待値を理解したとしてじゃあどう取り組んでいくかという点で
具体な方法ではなく抽象度の高いフレームワークとして解説されています。

それぞれでやること自体はシンプルですが、できていない・知らないこともありました。
知らないなら聞き調べ、その結果できていない状態なら始めるだけです。

本書ではできていないケースも多分に記載されています。
それらをヒントに、自身の組織ではどうか?ということを考え・確かめることは自分ひとりでも始められますし、行動に移しやすいと感じました。

コンパクトな文字量でも高密度

付録やまえがき、謝辞を除く本編のみのページ数はたったの186ページです。オライリーの技術書と比較すると圧倒的に薄いです。

ですが、情報量・密度が薄いということは決してなく、広範かつ必要な深さで解説がされていると感じました。

ちょっと自分語り

この本を読み終えて、これまでの自分が携わってきたプロジェクトはどうだったかを思い返してみました。

この内容を踏まえて自分史上最も成功させられたプロジェクトは、結果的にプログラムの修正を1行も本番デプロイせず顧客の課題を解決したものでした。

詳細は伏せますが、当時の担当サービスで顧客が利用する際に大きく不便・不利益があり
業界のサービス比較で圧倒的マイナスポイントとして挙げられるほどの課題がありました。

それを解消する仕様を検討・策定して機能追加するプロジェクトのPjMでしたが
色々あって対応としては運用上のデータ変更のみで途中まで進めていた設計・プログラムは日の目を見ることなく全て破棄することになったものの、課題は完全に解決することができたという話です。

私自身、査定評価のための目標に"プロジェクトをN件リリースすること", "hogeプロジェクトを完了させること"などを設けていましたが、それありきで開発することは選択しなかった結果
当初の目標としては開発してないので未達ではあるものの、判断理由・結果・色々の対処内容を踏まえて評価もしっかりついてきたと思っています。

リリースすること自体を最終目標にせず、価値提供・課題解決を正しくしていくことへの意識は常に持ち続けないといけないなと改めて思いました。

最後に

デプロイ頻度や、施策の起案からリリースまでのリードタイムといった指標を目安数値として置くこともあると思いますが
今回の話はそれらと相反するものではなく、価値提供するために必要な要素の一つであることを認識した上で計測し・高めていくものであって、この指標を高めること自体を目的にしないよう注意することが大切であると感じました。

本書の翻訳をされている吉羽さんのツイートで、強い言葉だけど真理だと感じたものを引用させていただき、今回の記事を終えたいと思います。