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DIY初心者がすのこリメイクで子供用ベッドを作る ~完結編~

前回記事

purimarusan.hatenablog.jp

さっそく作っていきます

実際には数日にかけて少しずつ進めていましたが、まとめて書いていきます。
稼働日数は5,6日程度で作業時間は日によってまちまちですが2~4時間程度です。

部品単位でニス塗り・組み立て

まずは、ベッドの脚 兼 はしごです。足元側は柵を立てず上がれる設計にしたので、まずはこの単位で組んでいきます。
ドリルビットを使って下穴を開けて棚受の金具で取り付けます。金具はこちらをAmazonで購入して使いました。

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ここの木材は荷重がかかることを考慮して2×4を、最上部のみ1×4としています。(理由は後述します)

次にはしご以外の脚と柵を組んでいきます。

ベッドの脚は下部を収納にできるよう既存の収納用品の高さを確保しつつ、掃除機が隙間に入る程度の高さに調節してあります。

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柵はあまりに低いと安全性的に意味がなくなってしまうので、縦材を150mmとして1×4で作りました。なので高さは約188mm程度です。
片側はベッドと繋げるので不要として頭頂部側、片側の上下と計3個を作りました。 柵の縦横の接合にはラブリコのジョイント金具を使いました。想定された用途ではないかもしれないですが、ちょうどよく繋げられます。

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さらに、ベッド横を妻の作業スペースとするため折り畳みテーブルの天板部分も用意します。
折りたたむとなると天板の奥行が限られるため、モニターは掛けて置かずに済むようにということで了承を得てサイジングしました。

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金具は適当なものをAmazonで注文して使っています。

すのこをバラしてリメイク

すのこの中央が布で繋がっていて折り畳める構造になっていましたが、折りたたみ方向が床置きした向きで見て山折りでベッドにすると可動できなくなるため外します。
ビスを抜いて接着剤をこすげば外れると思ったんですが、予想外に釘が打ち込んであって苦労したので途中で外すことを諦めてハサミで切断しました。

その後、蝶番を取り付けて長さを足すために1×4を継ぎ足します。成長した娘の身長では既に収まりきらなくなってしまっていたので…。 蝶番は本気で厳密にやるなら金具の厚み分を掘った方がいいとはわかりつつ、布団を敷いて使うので直接乗ることはなかろうということで妥協しました。

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各部品の組み上げ

ここからは一気に仕上げます。
まずは頭側の半分の脚と収納部の天板、すのこの延長分、頭頂部の柵、折り畳みテーブルを組み立てます。
この際、折り畳みテーブルの金具の取り付け幅が2×4の幅(38mm)に収まらなかったため、やむを得ず横向きの渡しとして1×4を入れました。

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仕上げにすのこ、側面の柵、脚(はしご)を全て取り付けます。
側面の柵はそのまま固定で付けると折り畳めなくなってしまうため、蝶番で可動にしつつドアバックルをかけて固定する形にしました。

はい、というわけで完成です。完成直後のベッド本体の状態と部屋に運び込んだ後の姿です。

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頭頂部の柵外側にVESAマウントの壁掛け金具を取り付けモニターを設置しました。
サイズ感、高さ、安定性などなど大きな問題もなさそうで娘氏も大変喜んでくれています。

娘が喜ぶのもそうなんですが、寝かしつけた後に床置きした布団に移す重労働をせずに済むようになったことが親的にもありがたいです。

終わりに

途中、予想外のことや木材カットの採寸ミスがあったりネジが不足したりとトラブルは多々あったものの 都度なんとか解決して完成させられたのはDIYならではということで、割と息抜きとして楽しみながら作れました。

途中、木材を押さえる側の左手首が腱鞘炎になってとてもとても辛い思いもしましたが、それに見合うリアクションも見られたのでよしとします。

今回で余った端材がそれなりにあるのでそれら+買い足しで次は収納でも作ってみる予定です。楽しい。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。